物語や小説を書いてみたいと思ったら一度読んでみては?
今日は一挙に3商品というか、3冊の本をご紹介します。私が「小説を書けるようになったらいいな~」という淡い期待を元に手に取った本ですが、これらの本に書いてある通りにすれば書ける気がする…!と思えた本です。
私は最初に「ストーリーメーカー」を手に取ったのですが、その中に「物語の体操」や「キャラクターメーカー」の内容がほんの少し書かれていたので、先に他の2冊を読むべく追加購入しました。3冊買っても3,000円しなかったので、大人買いできましたw
小説の書き方を体系的に書いた本
私がこれらの本を気に入った理由は「誰でもルールに従えば小説を書ける」という理屈で話が進むからです。
私は想像力があまり豊かな方ではないので、ゼロから色々考えるのは非常に苦手です。そのため、散発的にアイディアが浮かんでも、小説を書く際に必要なプロット(物語のあらすじをまとめた文章)にすらまとめられない状態で、小説を書くのは無理かな~と諦めながら歳をとってきました。
しかし、この3冊では物語やキャラクターにはパターンがあって、それに基づいて物語を考えればよいとして、創造の方向性をある程度絞ってくれます。おそらく奇抜な発想には対応できないのでしょうが、ルールの中で想像力を働かせたい人(私含む)にとっては、物語を作りやすくなります。
物語の体操
実際に著者が専門学校(と思われる)で行っている講義に基づいた内容のようです。高校を卒業後に、ストーリーを作る仕事(小説家だけでなく、脚本家やマンガの原作など)を目指して入ってきた学生達への講義ですので、分かりやすいです。
また様々作品を通して、抑えるべきルールの解説をしてくれていますので、技巧的なノウハウに翻弄されることもありません。
キャラクターメーカー
実はキャラクターにもパターンがある、ということを教えてくれます。その役割であったり表情であったり、行動であったり。キャラクターも体系化することで、自分の作品の登場人物としてどのような人が必要であるかが分かるようになります。
ストーリーメーカー
前述の通り、私は最初にこれを買いました。『起承転結』のように物語には構造があるということを教えてくれる内容なので、何から始めてよいか分からない人にも、とりあえずそのルールに従ってストーリーを作るきっかけを与えてくれます。
大塚英志
著者の大塚英志さんですが、マンガファンの「魍魎戦記マダラ」や「多重人格探偵サイコ」の原作者さんです。実は私はこの本を買うまで気にしてなかったのですが、読んでいて思い出しましたw
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